埼玉県警は1日、自宅で食用に豚を解体したとして、と畜場法違反の疑いで同県上里町、ベトナム国籍のチャン・スアン・コン容疑者(29)=入管難民法違反容疑で逮捕=を再逮捕した。所持していたスマートフォンに豚肉の購入を持ち掛けるメッセージがあり、県警は、北関東で相次いだ家畜や果物の盗難に関与した疑いがあるとみて調べる。 再逮捕容疑は7月~8月13日、食肉処理場として許可を得ていない自宅アパートで豚1頭を解体した疑い。自宅での豚の解体について「間違いない」と容疑を認め、「会員制交流サイト(SNS)を介して購入した。細かくして同居人と食べた」と供述している。